出国までの準備〜確定申告〜 - みぽりんの日常ブログ Brussels→Tokyo

こんにちは。みぽりんです。

10月も半ばになってきたベルギー、だんだんと木々が紅葉してきています。

最近びっくりしたことは街中にいが栗が落っこちてることです。笑

さて、今回は退職後に行う確定申告についてです。

退職して帯同する人って結構いそうなのに、これもあんまり情報がないんですよね…

私も最初思いました。

税金のことって正直さっぱりわからないし、難しそうだし、そもそも時間ない！っていう。笑

退職のタイミングで行わないといけないのは所得税の申告。

確定申告って2月から3月にかけてが申請期間なので、普通の人だったらそれまで待てばいいんです。

でもそういう訳にはいかない。

だって出国日決まってるもん。

なんならそれに合わせて辞めたんだもん。笑

ということで、そんな年途中で出国する人の為のやり方をご紹介します。

通常の場合は、納税管理人という日本での納税あれこれを代わりにやってもらう人を選定して税務署に連絡します。

でも税務申告って難しいし、お金が絡むと厄介だから出来れば終わらせてスッキリ行きたいですよね。

そんな時に使えるのが、準確定申告!

本来は年途中に納税者が死亡してしまった場合に相続人が行うものですが、

年途中で出国しその年はもう戻らない(=日本で納税しない)人もこの準確定申告を利用することが出来ます。

私が今回申告した時(2019年9月)の流れはこんな感じでした。

　① 自分が住んでいる地域の税務署に電話して状況説明する。

　② 税務署での個別相談枠の予約を確保する

　③ 予約した日に必要な書類を持って税務署に行く

　④ 申告書を提出

　⑤ 自分の口座に税金が還付される

個別相談は無料でやってもらえますが結構予約が詰まっているみたいでした。

この相談の時に、申告書類を一緒に作ってもらえます。

ただし、書類がそろわないと個別相談しても意味がないので注意です！

準確定申告の時に必要な書類は下記の通り↓↓

　・退職した会社が発行する源泉徴収票

　・保険等の支払証明

　・還付先の銀行情報(日本の口座)

　・マイナンバー

　・印鑑

私の場合、9月初退職→9月末出国でしたが、源泉徴収票の発行にMax20日かかるという会社からの連絡があったので結構ギリギリでした。

また、保険の支払証明については支払を終えるタイミングを確認して、終わり次第支払証明を取り寄せておくといいと思います。

会社でやっていた積み立て等も解約した時に支払証明を出してもらえました。

今回、確定申告自体が初めての経験でわちゃわちゃしながら申告を進めました。税務署の方々はそれほど忙しい時期じゃないからなのか、結構優しかったですよ。

ネットで調べてもさっぱり情報がなかったので、勇気を出して電話してみてよかった。先日、無事に税金も還付されてきましたし、あまり知られてないみたいだけど便利な制度だなと思いました。

これから出国される方の参考になれば幸いです。

では！